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介護士が教える!認知症の種類と症状!

こんにちは、ふわりめいりです。
10年施設で介護職員として働いており、
認知症のご利用者様のケアを行っています。

認知症について知りたいという方に少しでもお役に立てる情報があれば幸いです。

いきなりですが、
認知症ってどんな病気?
と聞かれた時、どんな病気か説明出来ますか?

だいたいの方は、

色んな事を忘れてしまう病気のこと。

と、答える人がほとんどかと思います。

これはだいたいは解釈的には正解ではありますが、忘れていってしまうという表現ではなく、

様々な事が【認知】出来なくなっていく、
又は、出来なくなってしまうという症状を、
認知症といいます。

認知症にも種類と原因があります。
ひとくちに認知症といっても、症状も違う為、
さまざまな症状が複数でたり、どれか1つの症状が目立ったりする事もあります。

ですので、まず基本をおさらいしていきましょう。

認知症とは

上記で書いたように、

様々な事、事象を理解出来なくなる、認知出来なくなる症状の事です。

人は何かを見たり、聞いたり、食べたりなどの五感を使い、その情報が脳に伝わり、はじめて、それが何なのかを理解、認知します。

例えば、

リンゴを見て、これがリンゴだ。

これが認知です。

リンゴを見て、食べ物だ。
これはリンゴというものを認知していて、
食べても大丈夫だ、美味しい物だ。
と、理解している。

これが理解です。

認知症の方

リンゴを見て、わからない。

認知できていないので、

食べ物だ。と理解出来ない。

ざっくり表現するとこのような状態です。

なので、テレビドラマ等でよく見る、

自分の子供を見て、

お前は誰だ?

というのは、人という事は認知できているが、
それが

自分の子供だ。

という事は認知出来ず、他人として理解してしまっている。

というような状態になっています。

症状

忘れていってしまっているように見えるので、

認知症は忘れる病気と思われるかもしれませんが、

認知できない、または認知機能が低下した状態が認知症という病気です。

病的なものもあれば、外的要因で損傷を受けた場合でも、なりうるのが認知症です。

では、具体的な症状はというと、

思い出せない、忘れるが初期症状です。

認知機能の低下を受け、

人の顔が一致しない。

食べたという事実を認知出来ず、
食べていないと理解してしまう。

いつも置いていた貴重品の置き場所を認知できず、忘れたという症状として現れる。

いずれも忘れたように見える、又は表現するのですが、
認知機能の低下の為に、ぽっかりとその事だけが抜け落ちてしまう。

この表現が1番近いのかと思います。

初期症状が進行してくると、

家族や友達といった、自分に近しい人の事も分からなくなってくる。

食べ物と認知出来ない為、異食(食べ物でないものを食べる)が見られる。

初期症状の例であげたものが進行してくると、こういった症状が現れる可能性があります。

中核症状と周辺症状

脳の機能的な部分が損失して起こる症状を中核症状

その中核症状が原因で発生する症状を、周辺症状といいます。


引用元:認知症ネット

介護をしている方や病院関係者の方がこの図をみると、

そうそう!こうだよね!

となるのですが、認知症という言葉だけを知っている方や、忘れていってしまう病気でしょ?

として、認知症を知っている方々は、この図を見てもピンときませんよね?

この図をもっと噛み砕いてみましょう。

記憶障害

その名の通り、記憶をする為の機能が損傷して起こる障害。短期記憶と呼ばれる、さっきまでしてた事を覚えていないなど、最近の出来事であればあるほど覚えていないといった障害です。

ご飯を食べた事を覚えていない。
過去の事は鮮明に話せるのに、昨日あった出来事が話せない。

見当識障害

時間、場所、人といった自分が置かれている状況が理解出来ない障害。何時?ここはどこ?あなたは誰だっけ?たぶん、これが認知症のイメージじゃないでしょうか?

夜中に朝だと言って、朝ごはんの支度をしようとする。
自宅にいるのに、家に帰らなければと言う。
身近な人物なのによそよそしい。

理解・判断力の障害

当然、脳にダメージを受けていますので、頭で考えて理解する。又は判断する。こういったことが出来なくなります。外側からは見るとなかなか分かりづらいかもしれませんが、何に対しても無気力感が見られる。これが症状として見られます。考えられない、考えてもわからない。だからどうでもいい。そういうイメージです。

簡単な事を伝えても出来ない。
どっちがいいか聞いても全く関心がない。選べない。

実行機能障害

理解、判断力が低下しているため、自分から考えて、行動することが出来なくなります。やろうとしないのではなく、出来なくなる。これが近い状態です。

食器(箸、スプーン等)を使えず、ご飯を食べようとしない。
トイレの仕方が分からなくなる。

失語、失認識、失行

健康体であるにもかかわらず、言葉が出てこない、見たものを認識できない、上手く体を動かせないといった症状のこと。

話したいけど、言葉が出てこず、どもってしまう。
リンゴを見てもリンゴだとわからない。
出来ていたことが急に出来なくなる。

周辺症状

中核症状が原因で起こる症状。

中核症状に共通しているのが、

わからない。わからなくなる。

ほとんどはこれが原因となり、様々な症状が現れます。

暴言暴力は分からなくなってしまった自分への苛立ちによる場合もあります。

異食は食べ物だ。という認識が出来ない場合におこります。

この症状があるから、これとこの症状が出ている。

大まかに言ってしまえば、こういう事です。

認知症の種類と原因

大きく分けると、

病的要因と外的要因があります。

病的要因

アルツハイマー型認知症といった、脳の萎縮が原因の場合。

外的要因

脳梗塞などの血管が詰まってしまった事が原因である、脳血管性認知症の場合。

この場合がほとんどです。

病的なものでは、他にレビー小体型認知症だったり、
外的なものでは水頭症による場合もあります。(これは、水頭症が改善されると治る事があります。)

皆さんがイメージするのは、たぶん、

アルツハイマー型認知症だと思いますが、

脳梗塞やクモ膜下出血による、脳血管の詰まりが原因で起こる認知症もあります。

こちらは、脳血管の詰まってしまった所で様々な症状がでるものです。

なので、自分が認知症である。ということを理解出来る場合もあります。

ですが、ショックが大きい。又は、分からなくなってしまったことに対しての苛立ち、不甲斐なさによる無気力、暴言、暴力こういった事が起きやすいため、接し方が難しい面もあります。

一方、アルツハイマー型認知症は脳全体が萎縮するため、ほとんど全ての症状がでて、さらに進行していく事が多いです。

こちらは理解力も低下するため、認知症だということを覚えていても、進行して行くうちに分からなくなってしまいます。

だからといって、穏やかであるかと言えば、そうとも限らず、性格が変わってしまったかのようになる方もいれば、逆に穏やかになる方もいます。

まとめ

認知症の種類と原因

アルツハイマー型認知症:脳の萎縮による病的原因で発症。

脳血管性認知症:脳梗塞やクモ膜下出血等で脳血管の詰まりが原因で発症。

症状

中核症状
記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、
実行機能機能障害、失語・失認識・失行

これらから派生し、周辺症状が現れる。
暴言・暴力、異食、徘徊、不安等

これらを理解しておくだけで、

わざとやっているのではない!

ということが理解できるのではないでしょうか?

どうしても、
何回も言ってるのに!何回も見せてるのに!
こう思ってしまうことはありますよね。

しかし、

これは病気によるものなんだ。
なら仕方ないよね。

割り切って接する事も大事です。

今回は認知症の症状、種類、原因を書いてきましたが、
もしも、認知症でお困りであれば、お話しを伺う事もできます。
が、解決できることはないかもしれませんが、お話しであれば、聞けますので

コメント等で吐き出してしまってください。

つらいのを吐き出す事。

大事ですよ!

文字ばかりで読みにくい!
こんな話し聞いて!
というのもお待ちしております。

最後までお読み頂きありがとうございました!

では!

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