介護職・転職

介護士が心得ている認知症への対応!今日からあなたも異世界転生!!

こんにちは、ふわりめいりです。

介護施設で10年介護士として働いています。

今回は認知症の方との接し方と心得について、

私が日頃から心得ていることをお伝えしたいと思います。

こんな人にオススメ!!

✓同じ話しばかりでもイライラしたくない。
✓否定してしまいそうになる。
✓繰り返される行動に疲れてしまった。

私の考え方ですが、参考になったら幸いです。

それではいってみましょう!

介護士が教える!認知症の種類と症状!こんにちは、ふわりめいりです。 10年施設で介護職員として働いており、 認知症のご利用者様のケアを行っています。 認知症について知...

異世界転生並の世界観

夜中にピンポーーン
とナースコールが鳴り響きます。

お?Nさんからナースコールだ。

と、Nさんの部屋へ訪室。

どうしました?と聞くと、

あのよー。

二宮金次郎と宮本あすなりは友達。

………。

そっかぁ!

友達だったんだね。

良かったですね!

すると、んだ。(東北なので訛りあり)

と再度入眠。

退室し、速攻宮本あすなりさんを検索!!

誰だ?!何者だ?!!

載っていませんでした。

このように、急にパラレルな話しが飛び出して来ます。

こういった話しには、あなたもその異世界に転生した気持ちでお話ししましょう。

ツッコミ誰ですかなどと聞いてしまうと、相手は混乱してしまいます。

だって、その人の現実では、

二宮金次郎と宮本あすなりさんはお友達だからです。

もしも、あなたが実際に経験した話を誰かに話して、ツッコミだらけで返答されたらどう思いますか?

きっと、

あー、この人には何を話しても聞いてくれない人なんだな。

って思いませんか?

いくら認知症だといっても、人を信頼する気持ちに変化はありません。

自分の話しを否定せず、親身になって聞いてくれる人を頼ります。

そして、こちら側の話しも聞いてくれます。

これが重要なのです。

話しを聞くと、相手も自分の話しを聞いてくれる。

ただ聞くのでなく、聴いてください。

親身になって、否定せず、
あなたも異世界転生して現実に合わせるのです。

『介護士として異世界転生したら転生先のお年寄りにモテモテになった件』

というタイトルの物語を是非、綴ってください。

もう1人の登場人物

さて、ここには私とNさんがいましたが、

実はもう1人いらっしゃいました。

扉に片手を付き、もう片手は腰に当て、
その会話を聞いていたAさん。

今は日中じゃありません。

夜です。就寝時間は2時間前に過ぎてますよ、
Aさん。

しかも、Nさんは女性。Aさんは男性。

女性の部屋をそんなスタイリッシュな格好で見ているのはダメですよAさん。

そう、この方は徘徊する方でした。

ナースコールの対応中にどこかに行かれてしまっては大変なので、ついてきてもらいました。

どうしたら寝てくれるだろう。

答えは簡単です。

その日は金曜日。

金ローでハリーポッターがやっていました。

それを見てもらおう。

これが答えです。

え?へ?

いや、寝ないじゃん。

と思われた方もいるかもしれませんが、

無理に声をかけても絶対に寝ません。

だってその人の世界では起きている時間だからです。
冒険心が疼いて今にも飛び出してしまいそうなのです。

そんな人に、

さぁ、暗くなったので寝ましょう。

といって寝てくれるでしょうか?

冒険心が疼いているんです。

ワクワクドキドキがいっぱいです。

寝れません。

ですので、テレビを見せました。

テレビは座って見る。

それは、以前から習慣づいている事なので、

拒否もなく、椅子に座り、多分人生初であろう、ハリーポッターに釘付けになっていました。

1時間もすると眠そうな様子が見られたので、

寝ましょうか。と部屋へ誘導しベッドで休んで頂くと入眠。

明日の冒険に備えてぐっすりと寝てくれました。

こちらも、頭ごなしに自分の世界の常識をぶつけてしまうと、怒り出すか、意地でも寝なくなってしまいます。

相手の世界に合わせてあげることで、安心を生み出し、今まで生活してきた世界での常識や習慣を少しづつ小出しすると、落ち着いて、こちらの世界に戻ってくる場合もあります。

『異世界転生した先は魔法のない肉弾戦の冒険譚しか生み出さない世界だった』

Aさんはこのタイトルでも綴れそうです。

ポイント

さて、少しだけまじめに。

まず、Nさんの場合。

話している内容は、うんうん。
と親身になって聴く。
そして、ツッコんだり、否定したりしない事が非常に大事です。

なぜか?

それは、自分の話しを聞いてもらえるようにするためです。

相手の話しにツッコミを入れたり、
否定してはいけません。

Aさんの場合。

寝て欲しいが歩き回っていて寝そうにない。
だったら、集中してくれそうなものを提供する。

無理に寝ましょうと声をかけない。
相手の現実を否定しない。

出来ればゆっくりとした気持ちになれるもの。
テレビ、本、新聞など

これらは基本、座って見る習慣がありますので、椅子を勧めてあげるだけで、座ってくれます。

もしも座ってくれないのであれば、あなたも一緒に行動するか、簡単な作業を手伝ってもらいましょう。

行動が落ち着き、顔つきも穏やかになったのを見計らって、こちらの提案をすると、意外とスルッと聞いてくれたりします。

立場を置き換える

例えば、物を探している。

という方にはどうしたらいいでしょう。

あなたならどうして欲しいですか?

ほれ、ここにあるでしょ。
ここにしまってあるじゃん。

とつっけんどんに対応して欲しいですか?

違いますよね。

え?!一緒に探すよ!
いつもここにしまってたからここかな?!

と一生懸命に付き合って欲しいですよね。

物を探している人は全力で困っているという状況ですので、あなたも全力で応えましょう。

それがたとえ、1日の中で何十回、何百回と繰り返されても、必ず、全力で応えましょう。

自分だったらこうしてくれたら嬉しいな。

これが、1番の解決策となります。

まとめ

同じ言動にイライラせず、否定もせず、
繰り返される行動に疲れない為には、

あなたもその方の世界観に入り込んで会話する事。

要は、その世界の登場人物になりきる。
演じるということです。

これだけで、気持ちはぐっと楽になると思います。

もしも、この場合は?と思う事があればコメント頂けると、お答え出来るものであれば、お答えしますのでお待ちしております。

介護は悩みを抱えず、オープンな気持ちでいることで、精神的に楽になります。

1人で悩まず、話してください。

では!

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